キャタピラー仏工場の労働者ら、解雇に反発 管理職を「人質」に

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キャタピラー仏工場の労働者ら、解雇に反発 管理職を「人質」に
パリ(CNN) フランス南東部グルノーブルにある米国系重機メーカー、キャタピラー社の工場で3月31日午前、解雇計画に反発した労使交渉を要求し、何百人もの労働者が管理職を社屋に閉じ込めた。労組のスポークスマンが語った。

計画では700人余りの人員削減が予定されているが、同社は労使交渉に応じていない。同社の管理職が人質状態に置かれたのはこれで3度目だが、労組側は過去2回と同様、管理職を傷つけずに解放する意向だという。

31日夜に人事担当者1人が心臓病のため解放され、社屋に残っている管理職は業務部長を含めて4人になった。社屋の外では、約500人の従業員が解雇への抗議活動を続けている。


キャタピラー社の経営幹部は声明で、労働者らのこうした行動は無益であり「前向きな現状解決法ではない」とコメント。一方の労組スポークスマンは、企業側がこれまで2度予定されていた労使交渉を欠席したことに、労働者側が憤慨していると指摘した。

管理職らには食事が認められている。警察は事態発生から2時間後に現場に到着したが、今のところ新たな動きはない。

フランスでは先週、世界的素材メーカー3Mの工場で人員削減計画をめぐる労使対立があり、管理職が24時間以上人質状態に置かれた。ソニーの仏現地法人でも、労働者が工場閉鎖手当をめぐる労使交渉を要求し、一時管理職を閉じ込めた。

【4月1日 AFP】仏グルノーブル(Grenoble)にある米建設機械大手キャタピラー(Caterpillar)の工場で31日、733人の雇用削減計画に怒った従業員らが、管理職5人を社屋に閉じ込めるという事件が発生した。

 閉じこめられたのは、工場長、人事部長、人事課長、マネージャー2人の計5人。500人あまりの従業員が、人員削減計画の見直しを求め、5人を一室に監禁して部屋の入口にバリケードを築いた。うち、心臓病の持病がある人事部長だけは、夕方に解放された。

 また、パリ(Paris)では同日、仏流通大手PPR(ピノー・プランタン・ルドゥート、Pinault Printemps Redoute)のフランソワ・アンリ・ピノー(Francois Henri Pinault)会長が出席した会合からの帰りに、やはり怒った従業員らに包囲され、立ち往生したタクシーの中に閉じこめられるという事件も起きた。警察が介入して、同会長は1時間後に解放された。

 フランスでは、金融危機による人員削減に憤った従業員により、幹部が監禁されるという事件が続発している。3月12日には、ソニー・フランス(Sony France)社長が労働組合員らによって同社工場内に軟禁される事件が発生。前週には、米医薬品大手3Mの工場長が24時間以上監禁されるという事件があったばかりだった。(c)AFP/Mie Kohiyama





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