カネじゃない、安全のために訴えている」  川崎鶴見臨港バス労組 36年ぶりストライキ

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4000便が運休

 川崎鶴見臨港バス(川崎市)の労働組合が12月4日朝から24時間のストライキを行った。同組合のストは1980年4月以来36年ぶり。川崎や横浜市内を走る40路線が始発から4000便が運休となった。労組は「カネじゃない、安全のために訴えている」と話す。
 同社では、「2人を要していた仕事を1人に担当させれば効率よく走らせられる」との理由で、朝と夜の通勤ラッシュ時間帯を同じ乗務員が担当し、拘束時間は早朝から夜間まで十数時間に及ぶ勤務となっている。6時間ほどもある中休は「拘束時間」には含まれるものの労働時間とは見なされず、若干の手当が付くほかは無給。中休を含む勤務は総数の約4割、頻度が週2、3回。臨港バス交通労組は、週当たりの拘束時間を減らすダイヤや勤務体系を求めてきた。

 スト支持の声が相次ぐ

 マスコミにも取り上げられ、インターネット上でこのストライキを「支持」する声が相次いだ。
「最近落ち込むことも多かったけど、ストライキ起こしたニュースを見て少し元気になった」。「日本もまだ捨てたもんじゃない。労働環境に関する暗いニュースが多いから尚更」。
「ストライキでわかるバス運転手のありがたみ」。「ストライキは権利だからどんどんやって待遇改善してほしい」。「命を預けるわけだから、運転手さんにはベストな状態で働いてもらいたい」。「ストライキはいい。ぶっ倒れて事故を起こしたり、体を壊したりするより何倍もいい」。
「ストしてるバス会社があるのか。労働者がものを言える社会は健全だと思う」「ストを馬鹿にしたり、ウザイとか迷惑って言ってる奴らは何なの? 条件さえ守ればストは労働者の権利なんだよ」と大きな反響を集めた。

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