「カーテンを下ろすのは運転士の判断」 動労千葉との団体交渉でJRが認める

 この間、一部乗客が乗務員を背後から撮影してネットに流したり、「居眠り」など運転士たたきの報道が相次いだりしています。
 しかし、JRはこの「背面監視」の状態を乗務員の締め付けに利用してきました。
 7月14日、動労千葉はこの問題をめぐって団体交渉を行いました。

「安全に関わる」判断は運転士

 団体交渉の中でJRは「安全に関わる恐れがある場合、指令に連絡した上で乗務員の判断でカーテンを閉めて良い」と認めました。
 また、カーテンを開けることと、安全を守ることのどちらが重要なのかと追及され、「安全のほうが重い」と回答しています。
 乗客が後ろから撮影しているというのは、乗務員にとって大きなプレッシャーです。
 乗務員の最大の使命は、鉄道の安全を守ることです。「お客様サービス」とカーテンを開けて、事故につながっては本末転倒です。

JRは「背面監視」をやめろ!

 さらに動労千葉は、JR千葉支社自ら運転士を背面監視してカーテンを開けているかのチェックを行っていることを追及しました。
 これに対してJRは「乗務員を守るための取り組み。お客様目線で見ようということ」などと回答しました。
 しかし実際は、後ろから隠れるようにして監視が行われ、「誰がカーテンを閉めていた」と犯人探しまで行われています。
 「乗務員を守るため」など完全なペテンです。乗務員への締め付け以外の何物でもありません。
 締め付けを徹底的に強化して運転士を追い詰めた結果が05年の尼崎事故でした。もう同じことを繰り返してはなりません。JRは乗務員への背面監視と締め付け強化をただちにやめるべきです。

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