労働条件破壊する転籍 外注化とグループ再編の意味すること

JR東日本は、JR千葉鉄道サービス(CTS)などの駅業務をJR東日本ステーションサービス(JESS)へと集約を進めています。

 グループ事業再編に伴い、現在、鉄道サービス社員として駅業務を行っている労働者は〝転籍〟に直面しています。
 転籍は、いま在籍している会社との雇用契約を解消して、新たに別の会社とで雇用契約を締結することになります。

 太規模な転籍が始まった

 労働条件が低下することがあり、よくトラブルになるのが〝転籍〟です。
 賃下げになったり、昇給制度や退職金などその他の待遇が変化したり低下するケースです。
 CTSの正社員は現在、毎年の昇給があります。しかし、業務移管先のJESSのエキスパート社員の場合、5年ごとの昇給で3回限りです。昇給に関してはJESSでは大幅に不利になります。
 今回の特徴は、JR東日本グループにおいて大規模な〝転籍〟が始まったことです。
 法律的に言えば、転籍は本人の同意なしには絶対に行うことができません。しかし会社は、現実に業務が移管されたことを背景に本人の転籍を迫っているのです。

 外注化とグループ再編、転籍

 外注化とグループ再編、そして転籍を通して労働条件を破壊していくのがJR東日本の手口です。これと闘わなければとんでもないことになります。
 JR東日本は、グループ会社を全面再編し、運転士・車両検修・保線・電力・信通・駅業務……部門ごとに整理して丸ごと外注化しようとしています。外注化の進展に伴って、出向から転籍に切り換えられるのは明白です。

 闘えば状況は変えられる

 動労千葉は15年にわたって外注化に反対して闘ってきました。千葉支社では検修・構内業務の外注化は10年以上遅れました。闘えば状況を変えることができます。
 鉄道の安全と雇用を守るため、JR関連のすべて職場で外注化に反対し、全業務をJR直営に戻させ、労働者の直接雇用を!

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