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zoom RSS 乗客を利用し運転士しめつけるな!このままでは「第二の尼崎事故」に

<<   作成日時 : 2016/06/17 15:17   >>

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事故多発―深刻な安全崩壊

 JR東日本では、重大事故が後を絶たない。山手線の電化柱倒壊、籠原駅での漏電・炎上、東北新幹線郡山駅構内や根岸線での架線切断、そして6月6日の常磐線衝突事故、毎日のように遅れ続ける電車…… 鉄道の安全が、深刻なレベルで崩壊してしまっている。
 その根本原因が外注化だ。コスト削減を目的に、低賃金・非正規に労働者を突き落とし、人員も削減する。業務はバラバラに分断され、無責任状態が蔓延する。技術継承も破壊され、安全が崩壊していった。そして、次々に事故が起こる事態になったのだ。

事故多発の「背後要因」

 会社は、冨田社長自身が「水平分業の深度化」が事故多発の「背後要因」だと自ら認めている。それにもかかわらず、事故の根本原因である外注化の全面的な拡大に突き進んでいる。

 乗務員への責任転嫁と
締め付け


 JR東日本はこの危機を、運転士・労働者個人への事故責任の転嫁と、締め付けの全面的な強化で乗り切ろうとしている。
 この間、「運転士が居眠りしている」「運転席で本を読んでいた」「携帯を操作していた」といった報道が立て続けに行われた。
 5月10日には定例会見で冨田社長が一連の事態に謝罪し「社員指導を徹底しておこなう」と語った。外注化によって安全の更なる破壊を進めておきながら、その真実を隠蔽して世間にはあたかも安全対策を進めているかのように発表するペテン! 
 絶対にやってはならないことだ。
 会社は、乗客からの「通報」を運転士締め付けの口実として徹底的に利用している。「通報」をマスコミに発表して運転士をたたく。マスコミもそれに加担して騒ぎ立てる。それが、さらに乗客の不審と「監視」を生み出す。当局はそれを利用して、運転士への締め付けを強化しているのだ。


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 JR東日本では、日中に運転席背面の遮光幕を使うことは禁止されている。日中でもフロントガラスに乗客の顔が映る。常に乗客の目にさらされるプレッシャーの中で運転させられているのだ。それがどれほど運転士の負担になっていることか。安全を守るためにも、運転士への「背面監視」状態はただちに解消すべきだ。

 ダイ改合理化が最大の原因

 特に「居眠り」の問題で運転士を処分していることは絶対に許せない。最大の原因はJRが「ハンドル率向上」を掲げて進めてきたダイ改合理化にあるからだ。
 「泊勤務の明けで8時間以上も勤務 して、終業が昼の12時を過ぎる」
 「大型S字行路なによる長時間連続 乗務」
 「乗務距離が400qを超える」

 こんな行路で乗務を続ければ体に無理が来るのは当然だ。その中で運転士の「居眠り」を理由に処分するなど許すことはできない。運転士個人の問題ではなく、ダイ改合理化にこそ最大の原因があるからだ。これは、いずれ大事故につながりかねない重大な問<題だ。
 社長が会見で謝罪するほどの問題なら行路緩和を行うべだ。

外注化撤回・仕業緩和実現を

 しかも、運転士を締め付けたところで、安全は何一つ確立されない。求められていることは、外注化をただちに撤回し、崩壊した技術の継承に全力を尽くすことだ。
 同時に、仕業緩和と労働条件の抜本的な改善こそが鉄道の安全と乗務員・乗客の命を守るために必要だ。
  
尼崎事故はなぜ起きたのか

「背面監視」をやめろ
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 JR西日本は、「稼ぐ」を第一に掲げ、「日勤教育」で労働者を締め上げてきた。その結果が、107名の乗務員・乗客の命を奪った尼崎事故だったではないか。
 すでに運転士は限界ギリギリの状態だ。このままでは間違いなく「第二の尼崎事故」が起きる。この問題は絶対にあいまいにしてはならない。
外注化粉砕! 行路緩和と65歳まで働ける労働条件の確立を! 反合理化・運転保安確立へ闘おう

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