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zoom RSS 山手線INTEROS運転 「技術伝承課題でIT導入」こそ事故の原因

<<   作成日時 : 2016/03/17 14:06   >>

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 JR東日本は3月7日、山手線に新システム「INTEROS」を搭載した車両の運行を3カ月ぶりに再開した。 この新型車両は昨年11月30日に営業運転を開始したものの、運転初日にトラブルが続出したため運行中止になったものだ。

 機械にベテランの経験を教育?

 新型車両は、車両の位置や速度などの情報をもとにブレーキやアクセルなどを自動的に制御する「INTEROS(インテロス)」という新システムを搭載している。車両に取り付けたセンサーで、走りながらレールや電柱の不具合を見つける機能もついている。
 これはJR東日本の掲げる「スマートメンテナンス構想」の一環だ。そこではIT技術の導入して「ベテランの知識や経験、様々な条件から事故原因を推定する方法をコンピューターに学習させる」と語られている。

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 安全を守っているのは労働者

 これについて、「ベテラン社員が退職し、技術伝承が課題となる中で、ITを積極的に導入することで対応しようとしている。新型車両もこの一環」(日経新聞3月4日)と報じられている。
 ベテラン社員の退職や、技術継承が問題になっているなら、JR内での教育や訓練を今より一層強化することが必要なはずだ。
 しかし、JRが進める業務の外注化は、仕事も責任の所在もバラバラにしてしまっている。また、外注先の企業がJR以上の教育や訓練を行えるはずもない。JRはすべての外注化を今すぐ撤回すべきなのだ。その矛盾を、高度な機械の導入で乗り切ろうというのは、根本的に間違っている。「人間の技術」を「IT技術」で置き換えることができると考える発想が、まさに本末転倒だ。IT技術への「信仰」がここまで来ているというの恐ろしいことだ。
 どんな高度な機械も、それを扱う労働者の知識や技術によって成り立っている。昨年11月の「INTEROS」トラブル時も、ブレーキが弱まった列車を運転士が手動でブレーキをかけることで停車させたのだ。「労働者はシステムに従えばいい」という姿勢こそ安全を破壊し、事故を引き起こすのだ。 JRが極端なIT化を推し進めたのは、運転士の業務も外注化するという思惑があるからだ。外注化を粉砕しなければ労働者と乗客の安全は守れない。

 <INTEROS(インテロス)> ブレーキやドアの開閉、列車位置、空調など車両各部の状態を監視し、動作を制御するシステム。ブレーキは速度や車両にかかる重さなどから、必要な制動力を計算。駅では緊急時を除き、運転士はブレーキ操作をしない。車両に搭載したカメラで線路や架線の異常も把握でき、それらの情報を無線で指令室へ送ることで、運行と保守の両面での利便性向上を図る。ホームドアへの対応の必要に加え、背景には、車両に組み込んで通勤電車の標準モデルとして海外展開を図りたいとの思惑がある。

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