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zoom RSS 「安全の核心」甲板・機関部の70%が非正規職・・セウォル号沈没

<<   作成日時 : 2014/04/23 16:36   >>

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「安全の核心」甲板・機関部の70%が非正規職…危急状況の対応が脆弱</span>
http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201404190600035
京郷新聞2014.04.19

「不当労働」が惨禍の火種を大きくしたか

チンド沖で沈没したセウォル号は船長と中心の乗務員を大量に非正規職として採用して、すでに「大惨禍」の火種を育ててきたことが分かった。安全と機敏な事故対応に脆弱な構造だったのだ。

京郷新聞が18日セウォル号の乗務員名簿を確認した結果、危機発生時現場を指揮しなければならない船長から、船舶安全管理の核心補助である甲板員まで全体乗務員の半分以上が1年~6ヶ月の契約職だった。

1分1秒が争われる絶体絶命の危機状況の中で乗客たちを安全に退避させなければならない船員たちがすでに出港前から正規職と非正規職に職責と気持ちが割かれていたのだ。それだけに一糸不乱な対応に困難をかこっていたかも知れない状況だった。

運航船長も「1年契約職」…正規職職員が退船命令
勤労契約書も無く乗船も…不当な契約条件・差別も深い


京郷新聞が沈没直前に脱出したセウォル号の乗務員たちと行った対話からも、国内最大規模の旅客船は華麗な外見とは異なり、その内部は腐っていた。

操舵手のオ某氏などは「不当な雇用契約」「あまりにも若い正規職と年を取った非正規職」「非正規職差別」などでいろいろな種類の混乱が生じたセウォル号の裏面を吐露した。

2011年9月ヨスの沿岸で火災が起こった旅客船ソルボン号で操舵手として働いて船乗りを辞めたオ氏は、次の年の7月チョンヘジン海運に入社した。6ヶ月勤務した後1年づつ契約を更新する条件だったが昨年末に「言うことを聞かない」という理由で契約更新が拒否されかねない危機を迎えたりもした。常時的に雇用不安に悩ませられる境遇だったのだ。

オ氏らによるとセウォル号には非正規職が全体乗務員29名中15名にもなっている。甲板員船員の場合10名中8名が非正規職だった。

平常時の消防訓練、救命挺訓練などを指揮して危機発生時に船内で人命救助状況を最後まで責任を取らなければならない船長が1年契約であって、船長の手足にならなければならない操舵手3名も全部6ヶ月~1年の契約職だった。

オ氏は「船員法上10日毎に1度づつ乗務員らの安全訓練を指揮して客室内の各種安全守則を点検して数百名の命を担って行かなければならない旅客船船長を1年契約職から選んだことは最初から安全を放棄した行い」だと述べた。

機関部も10名中8名もが非正規職だった。はなはだしくは機関部職員の中には出港当日に採用されて勤労契約書も無しに乗船した操機長チョン某氏(61)もいた。
彼は「出港1時間前までに来たら賃金330万(ウォン)で契約する」という通報を受けて急ぎプサンから上京したが、「今日契約は不可能だから一旦チェジュ島に行って来た後に契約しよう」という驚くべき提議を受けて勤労契約書も無しに乗船することになった」と吐露した。

核心部署の甲板員と機関部船員17名中非正規職が12名(70.5%)を占めているのだ。正規職と非正規職の関係は平素から水と油に他ならなかった。職員たちは顔は知っているが互いに名前も知らずに過ごすという。さらに契約職社員に対する不当な待遇は正規職と非正規職の間の葛藤を一層増幅させた。6ヶ月契約職として入社したオ氏は年次手当てを支給しないことに抗議したが逆に会社側から解雇の脅かしを受けたということだ。

セウォル号乗務員勤務期間及び職責
番号/名前(年齢/性別/職責/乗船期間/雇用形態/救助されたか/備考)
1.イ○○(69/男/船長/1年/契約職/救助/本船長休務時代替人員)
2.カン○○(42/男/1等航海士/1年・正規職/救助)
3.シン○○(34/男/1等航海士/・/正規職/救助)
4.キム○○(47/男/2等航海士/6ヶ月以上/正規職/救助)
5.パク○○(26/女/3等航海士/4ヶ月/正規職/救助/事故当時操舵室勤務)
6.コ○○(・/・/・/甲板長/・/・/事故当時休暇中)
7.パク○○(60/男/操舵手/1年/契約職/救助)
8.オ○○(58/男/操舵手/10ヶ月/契約職/救助)
9.チョ○○(56/男/操舵手/6ヶ月/契約職/救助)
10.○○(48/男/機関長/1年/正規職/救助)
11.ソン○○(58/男/1等機士/・/契約職/救助)
12.イ○○(26/女/3等機士/26/正規職/救助)
13.チョン○○(61/男/操機長/1日/契約職/救助/事故当日初乗船)
14.イ○○(56/男/操機手/・/契約職/救助)
15.キム○○(62/男/操機手/・/契約職/救助)
16.パク○○(59/男/操機手/・/契約職/救助)

17.キム○○(61/男/調理手/・/正規職/失踪)
18.キム○○(51/女/調理手/・/正規職/失踪)
19.イ○○(59/女/厨房業務/・/正規職/失踪)
20.ヤン○○(45/男/事務長/・/正規職/失踪)
21.カン○○(33/男/マネージャー/・/・/救助)
22.チョン○○(28/女/マネージャー/・/・/死亡)
23.パク○○(22/女/マネージャー/・/・/死亡/最後まで脱出案内放送)
24.アン○○(・/・/事務/・/契約職)
25.エム○○○(45/男/歌手/・/契約職/救助/フィリピン人船上公演歌手)
26.アル○○(40/女/歌手/・/契約職/救助/フィリピン人船上公演歌手)
27.パン○○(20/男/案内及び業務補助/・/アルバイト/失踪)
28.ク○○(・/・/案内及び業務補助/・/アルバイト/失踪)
29.キム○○(・/・/案内及び業務補助/・/アルバイト/失踪)
※船員名簿・京郷新聞自体把握

60歳定年と規定されている就業規則もまともに守られていなかった。56歳を越えたら大部分契約職になるしかない状況で年を取った船員たちは自分よりも年が若い正規職の目を窺うしか無かった。オ氏は「劣悪な労働環境が続いていたのだろうから職員はみんな精神的に疲労して巧妙な労働搾取、紀綱弛緩、正規職と非正規職の間の葛藤は事故に対して緻密な対応をできなくした」と吐露した。

1分1秒が急迫した事故の瞬間、60代の契約職職員の船長に代わって40代の正規職船員が「退船命令」を出して船長と船員たちがあちこちから先に船を脱出した理由も平素指揮・勤務体制が一定部分崩れていた現実が作用したものと解釈される。

乗客たちの安全よりも人件費削減を優先したのであるからアルバイト人員も3名も採用していた。

船員法施行規則を見ると船長は海員の1/4以上が交代された場合には出港24時間以内に船内非常訓練を実施するようにしている。派遣法上、船員は絶対的に派遣禁止業種だ。大型旅客船の航海時はそれほどに雇用安定と有機的なチームワークが重要だということを反証しているわけだ。しかし6ヶ月毎に1回づつ半数近くが入れ替えられる脆弱な人的構造の中にセウォル号はすでに出港前から内部統制能力に致命的欠陥を抱えていたのだ。

モッポ海洋大学のパクソンヒョン教授(海洋運送システム学部)は「危険な航路を行かなければならない船舶はすべての船員たちの心が一つになる組織構造を持たなければならない」として「船会社側が非正常的な経営を正さない状況であまりに大きな事故が発生した」と述べた。

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