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<<   作成日時 : 2013/10/11 17:16   >>

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JR北海道、レール検査車も老朽化

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機関車に挟まれ、走行しながら線路の検査を行う軌道検測車(中央)(6月6日、北海道木古内町のJR江差線で)=鈴木毅彦撮影

 JR北海道でレールの幅などに267の異常箇所が見つかった問題で、同社がレールの検査に使っている唯一の車両が、旧国鉄時代の1978年に製造されていたことが分かった。同型車両は87年の分割・民営化時、旧国鉄からJR6社に9台引き継がれたが、現在稼働しているのは北海道の1台を含めて2台だけ。専門家は「老朽化した1台だけで検査する態勢は不十分だ」とJR北海道の安全意識に疑問を呈している。

 この車両は「軌道検測車」と呼ばれており、レール上を走行しながら幅のほか、2本の高低差やゆがみなどをチェックする。JR北海道が保有する検測車を含め、旧国鉄から引き継がれた9台の車両は、60年代〜80年代前半に製造された。

 その後、老朽化が進んだとしてJR東海では98年に、JR東日本や西日本、四国も2003〜08年に順次、新型の検測車を導入し、旧国鉄から引き継いだ検測車の使用をやめた。現在、同型の検測車は、JR北海道以外ではJR九州で1台稼働しているだけだ。

 検測車には、レールの幅などをチェックする計測機器を搭載している。JR北海道では2004年に機器を更新しており「データは正しく計測、送信されており、検測車自体が古くても、測定には問題ない」としている。一方、技術評論家の桜井淳さんは「検査車両の進歩は速く、今は軽量で高性能。広い北海道を故障リスクの高い旧式車両だけでカバーするのは適切でない」と話している。

(2013年9月27日 読売新聞)

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