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zoom RSS 中国本田罷工(バーゴン)はいかに組織されたのか

<<   作成日時 : 2010/06/29 17:01   >>

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先月から今月にかけて日系自動車メーカーの工場を中心に発生した、中国全土的な待遇改善を求めたストライキ(中国語で“罷工”。発音は“バーゴン”)。

 この問題は日中のメディアだけでなく、「ニューヨークタイムス」やイギリスの「フィナンシャルタイムス」など第3国のメディアでも取り上げられている。その引き金となったであろう、中国南部にある広東省佛山にある南海ホンダのストライキを、IT的側面から考える。
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さてストライキの労働者側のリーダーとなったのは、湖南省出身の譚国成氏(24歳)、つまり80后の若者である。団結した若き中国人労働者たちを率いて悪と戦ったということで、彼は早くも英雄視されている。

グループチャットが広げたストライキに波

 出稼ぎ労働者として、2007年に南海ホンダに入社した譚国成氏は、2年半働いた末に、重労働にも関わらず稼げず、何も学べなかったと悟った。そして彼は携帯電話のSMS(ショートメール)と、中国で人気のチャットソフト「QQ」(記事)をメインに使い、労働者同士の横の繋がりを作った。

 特にQQにおいてはグループチャット機能を使い、「罷工起義(本田)」というグループを構築し、労働者に参加を呼びかけた。3ヵ月間の準備期間の後、ストを決行。譚国成氏が「賃金が安い、仕事はできない!」と叫ぶと、一気にストライキの波は労働者全体に広がった。

 南海ホンダの労働者1900人中1700人が20代の80后だという。彼らの多くは田舎からの出稼ぎ労働者であり、そんないい環境で育っていない彼らでもカラー液晶の携帯電話くらいは皆持っている。

 23日、QQのチャットグループ「罷工起義(本田)」は政府の強権発動により消えてしまった。
 今回のホンダから始まった工場内ストライキによって、ITを利用して横の連帯を強め、賃上げ要求をする方法論が確立。今後は中国のどの業界でも、IT製品が使える若き労働者が団結することにより、労働者の権利を訴えていくことだろう。

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