動労千葉を支援する会 

アクセスカウンタ

zoom RSS 中国の日系企業賃上げ闘争を主導した一人、譚国成さん

<<   作成日時 : 2010/06/28 23:03   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 中国各地の外資系工場で先月から今月にかけて労働者の賃上げストライキが急激に広がり、広東省広州市内にあるホンダとトヨタの自動車部品工場でも操業を一時停止するなど、事態が深刻化している。この賃上げストを最初に主導した一人として米紙ニューヨーク・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナル紙など欧米メディアでも紹介され、一躍脚光を浴びている。
 湖南省長沙の職業訓練校を卒業後、2007年に広東省仏山にある南海ホンダ工場に入社し、ライン生産の労働者として勤務。1900人の中国人工員のうち1700人が1980年代以降に生まれた20歳代ばかりの若年労働者だ。

 5月17日朝、工場に勤務する中国人労働者たちは「賃金が低過ぎる。何もできない」というシュプレヒコールを経営者側に繰り返し訴え続け、ストライキを展開。労働者がストをすれば自動車の部品生産ラインが止まってしまうことを見越し、本人は三国演義や毛沢東詩詞集を熟読し、ストを3月から綿密に計画していた。

 インド建国の指導者マハトマ・ガンジーの非暴力主義をまね、工場内を散発的に「散歩」形式で巡って抗議するこの掛け声を指導。5日間の労使交渉の末、最終的にホンダの南海工場で賃金33%アップを勝ち取った。

 このストの形式は広東省だけでなく江西省、上海、蘇州、西安にも広がり、中国政府も黙認したことで外資系工場はライン生産停止の非常事態に追い込まれ、賃上げ闘争に妥協するしかない状況に陥った。ホンダ側は5月22日付で本人を解雇し、労働者らは激怒。底辺には反日感情など政治的に神経をとがらせる問題も巧妙に利用している部分もある。

 中国で新たに誕生した労組リーダーによる待遇改善要求は「世界の工場」の魅力を喪失させ、この動きが加速すれば、東南アジアなど他地域への工場移設も余儀なくされそうだ。

 湖南省邵陽出身の23歳。

画像
:6月27日)

朝鮮日報は中国での労働運動に新しい波が
起っていると伝えています。

先月17日、中国広東省のホンダ仏山工場では、
湖南省出身の従業員、譚国成さん(24)が
組み立てラインの電源スイッチの前に立った。
しかし、譚さんは普段とは違い、「オン」のスイッチを押さなかった。
「皆さん、月給は少なすぎる。働くのをやめよう」と叫んだ。
生産ラインにいた10代後半から20代前半の同僚たちもそれに呼応し、
作業場の外に出た。
譚さんはストライキを「散歩」という暗号で呼び、
「間もなく散歩を始める」「団結だけが勝利へと導く」
といったメッセージを発していたほか、
秘密保持を約束する署名をインターネット上で集めていた。

こうして始まったホンダ仏山工場のストライキは今、
中国の労働現場を変えようとしている。
譚さんが主導したストライキは、今月4日に34%の賃上げ回答を引き出すまで続いた。
こうしたストは、18−25歳の農民出身労働者が中心になっているとのこと。
北京に駐在する国際労働機関(ILO)の先任研究員は
「ホンダのストライキは中国の労働運動史で記念碑的な事件になる」と。
「過去の第1世代農民労働者(都市で働く農村出身の労働者)は、
自分たちの権利が侵害されたときだけ受け身で反応したが、
ホンダのストライキを主導した10代後半から20代半ばの「80後」
(1980年以降の出生者)は賃上げや労働条件改善に向け、
『先制的集団行動』に走った。
そうした点で第1世代の農民労働者とは対照的だ」と指摘した。


ストライキを主導する中国の「80後」世代(上)
 先月17日午前7時50分、中国広東省のホンダ仏山工場では、湖南省出身の従業員、譚国成さん(24)が組み立てラインの電源スイッチの前に立った。しかし、譚さんは普段とは違い、「オン」のスイッチを押さなかった。「皆さん、月給は少なすぎる。働くのをやめよう」と叫んだ。すると、2本の生産ラインにいた10代後半から20代前半の同僚たちもそれに呼応し、作業場の外に出た。あらかじめ申し合わせた行動だった。譚さんはストライキを「散歩」という暗号で呼び、「間もなく散歩を始める」「団結だけが勝利へと導く」といったメッセージを発していたほか、秘密保持を約束する署名をインターネット上で集めていた。主にインターネットのメッセンジャー「QQ」や携帯電話のメールを活用した。


 こうして始まったホンダ仏山工場のストライキは今、中国の労働現場を変えようとしている。譚さんが主導したストライキは、その後ホンダの生産ライン4本をストップさせ、今月4日に34%の賃上げ回答を引き出すまで続いた。


■18−25歳の農民出身労働者が主導


 北京に駐在する国際労働機関(ILO)の先任研究員は「ホンダのストライキは中国の労働運動史で記念碑的な事件になる」と評した上で、「過去の第1世代農民労働者(都市で働く農村出身の労働者)は、自分たちの権利が侵害されたときだけ受け身で反応したが、ホンダのストライキを主導した10代後半から20代半ばの「80後」(1980年以降の出生者)は賃上げや労働条件改善に向け、『先制的集団行動』に走った。そうした点で第1世代の農民労働者とは対照的だ」と指摘した。


 ホンダのストライキに参加した農民労働者約1900人のうち、約1700人が「80後」の人たちだ。彼らを率い、日本企業を相手に勝利を勝ち取った24歳の譚さんは、全国に1億人いる「80後」の英雄となった。わずか9日間で122%という異例の賃上げが発表された富士康(フォックスコン)の深セン工場で、年初来自殺を図った13人(うち11人死亡)も18−25歳の農民労働者だった。北京大の郭於華教授は「新世代の農民労働者は、親の世代とは異なり、社会的な不公平に非常に敏感に反応する。フォックスコンの連鎖自殺とホンダの長期ストライキは社会の不合理に対する抵抗という側面で共通している」と分析した。

■拡大するストライキの動き


 7日午前6時50分、ホンダ仏山工場に排ガス装置を納入する仏山豊富汽配の部品工場では、従業員約250人が「ホンダのように給料を上げろ」と叫び、勤務を拒否した。農民出身のある労働者は「ホンダのストライキがわれわれに大きな勇気を与えた。彼らが成功しなければ、われわれは団結できなかった」と記者団に語った。富士康深セン工場周辺でもストライキが広がっている。7日午前から、携帯電話部品メーカーの美律実業(メリー・エレクトロニクス、深セン市宝安区)で従業員約1000人、韓国系企業の亜成電子(恵州市仲ト開発区)の従業員約2000人もストライキに加わった。


 ホンダ仏山工場から北に1500キロ離れた河南省平頂山市にある繊維メーカー、平棉紡織集団の工場では、掲示板にホンダのストライキ状況がリアルタイムで張り出された。そして、1日には正門前に約5000人の従業員が集結。「母なる共産党よ、われわれは腹をすかしている。われわれは生き延びなければならない」という横断幕を掲げて行進しながら、「ホンダの従業員もできるのに、われわれもできないことはない」などと気勢を上げた。


 中華圏のメディアは、ホンダ仏山工場に端を発したストライキのドミノ現象が珠江デルタと長江デルタはもちろん、北京市、蘇州市、四川省、重慶市、雲南省などにある外資系企業数百社や中国企業を巻き込んでいると伝えた。中国社会科学院の統計によれば、中国が世界貿易機関(WTO)に加盟した2001年以降、北京五輪が行われた08年までの間に、労働者の年平均賃金は148%上昇した。しかし、輸出は同じ期間に436%も伸びた。輸出に占める賃金の割合は1990年の3.65%から08年には0.81%に低下した。貧富の格差が広がり続けていることを示す数字だ。


 香港理工大労働問題研究所の潘毅副教授は「中国の爆発的な連鎖ストライキは、蓄積された中国式の不条理が一気に表面化したものだ。経済成長の果実が分配されなければ、連鎖的なストライキはさらに頻発する」と予想した。


朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
中国の日系企業賃上げ闘争を主導した一人、譚国成さん 動労千葉を支援する会 /BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる